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過去の展覧会

2024年  クリスマスセール

会期:2024年12月

高原アートギャラリー八ヶ岳も変化し続けます!
「自分を模倣しない!」故 舩木倭帆さんの教え

私たち高原アートGにとって、吹きガラス作家、故舩木倭帆さん(1935-2013)はギャラリーを運営していく上で、またアートというものと向き合う上での指標でした。舩木先生は生前、ガラス作品のオーダーを一切受けることはありませんでした。東京三越本店での1年に1回の展覧会では、2000点の器が完売し、1週間行う展示の初日は開店前に列ができるほどの人気でしたが、そのときも作品に対するオーダーには、断固首を縦にふらなかったといいます。 そのことを先生に問うたとき、「オーダーを受けると、自分の作品を模倣しなければならないでしょ。自分の模倣をしていて、前よりいいものができるわけがないんだ」と強い言葉で話されたのを覚えています。
現状に安住せずに、高みを目指して前進すること。舩木先生が教えてくれたことを、心に刻み、みなさんに「本物」をお届けしたいと思います。

期待を裏切らず20年
魅了し続ける
鬼才のアーティストミルデベルグ

ミルデベルグと出会ってから20年以上の歳月が流れた。この間「今年も面白い!」と思わない年はなかった。本人は多くを語らない寡黙な性格だが、絵は多弁で極めて社交的。こちらを見つめて、手招きする。「嫌いなはずはないよね、あなたは」と。知らないうちに心に忍び込み、棲みついてしまう魔術師に、
今しばらく心をあずけてみるかと今年も思う。

新作「発想の転換」
原画縦32 × 横25cm
284,700(特別額付き・税込)

  • 新作「磁力を纏うかの如く」
    原画縦36 × 横46cm
    284,700(特別額付き・税込)

  • 新作「愛を分かつ」
    板絵サイズ縦29 × 横25cm
    219,000(特別額付き・税込)

  • 20年前の旧作「言霊」
    額サイズ縦28 × 横21cm
    164,250(特別額付き・税込)

さりげなく気持ちを伝える紙刺繍ポチ袋
刺繍で描く可愛らしい
「ものたち」

初めて大石さんの紙刺繍のポチ袋をSNSで目にしたとき、その愛らしさに心が弾みました。私たちアートギャラリーが標榜してきた「小さな贅沢」そのものだなあと。時には串刺しの3色団子だったり、季節の野菜だったり、樹形のいい一本の木だったり……。日常のささやかな 「ものたち」が亜子さんの手にかかると、小さな世界の主人公です。誰にどんな気持ちを伝えるためにこの袋を使おうか……楽しみと悩ましさが同居します。

INFORMATION

高原アートギャラリー八ヶ岳 2025春夏展

  • 会期:2024年12月
  • 会場:高原アートギャラリー八ヶ岳 〒409-1502 山梨県北杜市大泉町谷戸7742-2 [MAP]
  • 電話:0551-38-0866 開館時間:11:00~19:00(土日のみ)休館日:月~金
  • URL:https://www.will-artg.com/